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青森発のヨガ日記&主婦の妄想♥小さいおばさんです♥
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お元気ですか。

私は料理が大好き。 上手ではない。
一番好きなのは朝ご飯の支度。 ご飯には、古い古い思い出がある。

幼稚園入園前まで住んでいたアパート。 ここで私を本当の孫のように可愛がってくれた老夫婦、特に「ちゃん」と呼んでいたおばあちゃんの思い出である。 

食が細く、しょっちゅう熱を出す私に、母は非常に苦労したと言う。 ところが、「ちゃん」の所ではご飯をおかわりする。 麦ご飯だったのだ。 小さいバターをご飯にのせてくれる。 ニコニコと一杯目を食べ、二杯目は漬物や僅かなオカズを食べ、味噌汁を味わう。 忘れられないご馳走だ。 

ひ弱なひとり娘に、何が何でも栄養を!と思う母にとっては、イラっとする事実だった。 麦ご飯は「マズイ」という理由で、その後何年も却下された。 

「ちゃん」達もアパートを出て、市内にある一軒家に住んだ。 国道から僅かに離れたその木造の平屋には、広い裏庭があった。 初めて遊びにいった時の驚きを忘れない。 花と畑 「ちゃん」は凄いと思った。 じっちゃんはヨボヨボしていたので、畑は老女一人で世話をしたのだ。 黒くてあまりボリュームのない髪をキチンと結っていた。 痩せて姿勢が良かった。 よく噛んで食事をしていた。 

小学生になった私は、「ちゃん」の家へしょっちゅう行きたがった。 許される範囲でお泊りに行った。 まるで喉が乾くように麦ご飯が食べたかった。 南瓜、トウモロコシ、エンドウ、ひまわり、ぶどう。 土間、おはぎ、小屋。 断片的に残る記憶は色あせない。

「ちゃん」の家の近くが火事になった。 庭の一部が燃えた。 じっちゃんが死んだ。 「ちゃん」は一人ぼっちになって、そのうち病気になった。 私の中学の近くに入院したのだが、部活が忙しくて、あまりお見舞いに行けなかったのをずっと後悔している。 

確か最後のお見舞いの時だったように思う。 「ちゃん」はすっかり喜んで、枕の下からお金を出して私に握らせた。 後で数えたら千円札が9枚。 全部くれたんだ…。

結婚後、私は好きなようにご飯が炊ける立場になった。 我家は玄米の他に、雑穀を日替わりで混ぜた三分づき米を炊いている。 二種類あると便利だ。 みんなご飯好きだ。

「ちゃん」……声に出してみた。 何かが呼び覚まされて、うっすら涙が浮かぶ。 と同時に例えようのない幸福感と懐かしさに満たされた。 何と楽しい思い出なことだろう

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プロフィール
HN:
けいこ
性別:
女性
自己紹介:
けいこです。越後谷圭子。小さいおばさんです。
青森市内でヨガを指導させていただいてます。
どうぞよろしくお願いいたします。


《お申込み&お問合せ》loveletter727@gmail.com
080-1819-3483

日本ヨーガ瞑想協会 登録講師
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